ブログ

【SDGs知識】いまさら聞けないエシカル消費

エシカルというのは英語で「倫理的」という意味です。

 20世紀から今日まで経済活動を通して世界中の資源を使用して、経済優先で企業はモノを製造・供給し、それに合わせる形で消費者も消費活動をしてきました。

 その結果として地球温暖化や水質汚染、プランテーション農業などの偏った農業システムによる地域農業の破壊や児童労働などを生み出し、貧困を生み出してきました。

 例えば、チョコレートですがカカオマスの生産国であるガーナでは多くの児童が労働力として使われている。
特に問題なのは単純に児童が労働しているのではなく、本来【学ぶ】機会を得られず結果、貧困や将来の選択肢を奪われたり、劣悪な労働環境によって命の危険に晒されている現状です。また労働力として【人身売買】が行われている問題も指摘されています

 これらの問題を解決するためにフェアトレード商品という概念が生まれました。これは作り手も消費者も共に幸せになるような、生産やお金の流れをつくるというものです。

 「買う側、使う側としての責任もあるよね。」という観点でフェアトレード等の商品購入を行うのがエシカル消費です。


ちなみに明日からできる具体的なエシカル消費のアクションとして

・フェアトレード商品を選ぶ。
・オーガニック商品を選ぶ。
・地域貢献やゴミの削減に寄与する商品を選ぶ。
・エコバックを使って買い物をする。

いきなり全てのアクションは無理としても、選ぶ基準としてエシカルの概念を取り入れてみては如何でしょうか?

関連記事

PAGE TOP